Now Reading
Das Waldschattenspiel(森の影あそび)|#いえモノがたり

Das Waldschattenspiel(森の影あそび)|#いえモノがたり

Shinji Shimoda
DasWaldschattenspiel

お家時間が増えた思う今日この頃。お家で楽しめるモノ・コトあれこれ。LogicZineメンバーが見つけた、お家でのひとときが豊かな時間になりそ〜なモノをご紹介!

こんにちは。テレワークが増えて通勤でロードバイクに乗らなくなり、たまに乗ると「サドル硬!ポジションきっつ!乗り心地悪!」って呟いてる下田です。

さて今日は『森の影あそび』というボードゲームを紹介します。蝋燭の炎を鬼に見立てたかくれんぼあそび。隠れるのは七人の小人たち。サイコロを振って出た目の数だけ鬼(蝋燭)が◯の連なる道を進みます。木々に隠れた小人たちに光が当たると魔法の力で動けなくなり、再び影に入ると動けるようになります(そういう設定)。そしてその時、他の小人が助けに行きます(協調性大事)。ただし小人が歩けるのはつながった影の部分だけ。光に当たった場所は飛越せないというルールです。鬼は小人たちが動き回る間、目を瞑っているので、どの木に小人たちが潜んでいるのか分かりません。

DasWaldschattenspiel
蝋燭の灯りで木の長い影ができ、それが移動します。小人はつながった影の中を進み、光の当たった地面は飛び越えられません

七人全ての小人たちを魔法にかけることができたら鬼の勝ち。どこか1本の木に小人が全員集まれたら小人たちの勝ちです。でもなんとなく難しかったら自分たちでルールを変えたりして遊んでね!と説明書にも書いてあったりして、意外と緩いゲーム。ただし『くれぐれも火の用心!』とも書き添えてあります。

DasWaldschattenspiel
セットにはプラスティックは使われておらず自然素材のみ。木製の小人と同色のフェルトが同封されていて、ボンドで帽子を付けたりします。説明書にはさらに白い羊毛を用意して顎に付けたら髭になるよ〜と書いてあります

Das Waldschattenspielはドイツのボードゲームです。『Waldschattenspiel(ヴァイトゥシャートゥンシュピェール)』という一つの単語で『森の影あそび』と訳されます。そんな単語が必要な国なんですね。『森』とか『魔法』とか『小人』とか、さすがグリム童話が生まれた国ドイツです。ドイツ人は森が好きとも言いますよね。日常生活の中で森を歩くことが癒しの時間でもあるようです。きっと文化なんでしょうね。かのベートーベンも森の中をガシガシ歩いて作曲したらしいですし。

DasWaldschattenspiel
鬼(娘)にめっちゃ魔法にかけられて金縛り状態の小人(私)。妻に助けを求めるも辿り着けず…

ちなみに私は学生の時、ドイツのハノーファーに2週間ほど滞在した経験がありますが、あちらのお家は夜になっても在宅なのか不在なのか、わからないくらい家の中が薄暗いままなことに驚きました。よく見ると蝋燭の灯り程度の電気がついています。ほとんどのお宅がそうなんです。私が宿泊していた学生寮も基本的に関節照明かスポットライト、廊下の照明も最小限で足元を照らす程度。日本みたいに部屋の天井の真ん中にシーリングライトがこうこうと灯るお家は皆無でした。

なんだか灯りをとても大事にする民族なんだなとその時思いました。というかむしろ明るすぎる照明って結構疲れるのかもしれないです。

さて『森の影あそび』の話に戻ります。いざ遊ぼうとすると、部屋の灯りを全て消さなければ、小さな蝋燭の灯りでは木の影ははっきりできません。振ったサイコロの目が見えないくらいです。そして、ひそひそ、こそこそ遊ぶのです。ほんとに小人になった気分。なんだかぞくぞくします。日頃そんな暗さで家族の時間を過ごすことがないので新鮮でした。意外とリラックスできますよ。

このボードゲームは娘が幼稚園くらいに買って以来、遊ぶのは二度目だったかな。久しぶりに闇に包まれた親密な時間を過ごしました。

DasWaldschattenspiel
グランドをならすトンボみたいなモノで蝋燭を進めます。木々は十字に挟み込んで立体化

Information

  • メーカー:WALTER KRAUL/ワルタークラウル
  • 生産地:ドイツ
  • 製作年:1985年
  • 対象年齢:5歳以上(表面)、7歳以上(裏面)
  • プレイ人数:2~8人
  • プレイ時間:30分
  • 購入したのは福岡の『ペロル』さん

What's Your Reaction?
Excited
5
Happy
5
In Love
5
Not Sure
0
Sad
0

© 2019 Logic 
All Rights Reserved.

Scroll To Top