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熊本市北区M邸 | 家づくりのシナリオvol.5

熊本市北区M邸 | 家づくりのシナリオvol.5

オオハラ ユキエ

毎日の暮らしを楽しむ秘訣の一つは「家」にあると思うのです。その秘訣を探るべく、素敵なお住まいで素敵な暮らしをされている方にインタビューをさせていただく「#家づくりのシナリオ」シリーズ。

 

今回ご協力いただいたのは、熊本市北区にお住まいのM様ご家族。お家づくりの話から、日々の暮らしやもの選びのルールなど、気になることをたくさんお伺いしてきました。

自分達の住まいができるまで

―自分たちのお家を建てようと思ったきっかけは何でしたか?

ご主人「これといったきっかけはないんですけど、元々夫婦ともに一戸建ての住宅で育ったこともあって、結婚後は自分達の家を持ちたいなと自然と考えていました。くまにちすぱいす(熊本のフリーペーパー)の広告がきっかけで『家づくり勉強会』に参加したのが、僕たちの家づくりの始まりでしたね。」

 

―その頃は積極的にお家づくりに関して勉強したり見てまわられたりしていたんですか?

ご主人「家づくり勉強会でお話を伺った後、住宅の見学会に何回か行きました。今すぐに建てたいというわけではなかったので、ゆっくりと他の住宅展示場を見に行ったりもしました。家を建てたいなと思い始めたときから、実際に建てるまでは3年くらいありましたね。子供が生まれて、そろそろ家のことも考えようかと思ったときに、夫婦でやっぱりここが良かったねという話になり、ロジックアーキテクチャ(以下ロジック)さんにお願いすることにしました。」

 

―ロジックにお願いする決め手は何だったのでしょうか?

ご主人「家の性能と外観のデザインです。単純にかっこよかったということもあるんですけど、快適な家って結局なんだろうって考えた時に、気密性と断熱性の数値を出してくれて。僕は理系なので、数字で出されたところにグッときました。注文住宅なので、僕たちの希望もヒアリングしてくれるということもあって、ロジックさんに決めました。」

―M様のお家づくりの中で、実現したかったことは何でしたか?

ご主人「地震の後だったこともあって、平屋にしたいという気持ちは固かったです。あとは、明るい家にしたいこと。そしてできるだけシンプルであることですかね。担当の方との相性は本当に良かったなあと思います。打合せは2回目でほぼプランが固まって、3回目の打ち合わせはほぼ雑談みたいになりました。(笑) 要望をしっかりくみ取ってくれて、それに沿った提案をしてくれて。」

 

―いろんな要望があってこのお家が出来上がったと思うんですけど、実際のお住み心地ってどうですか?

ご主人「住み心地はとても良いです!夏もエアコン一台でいけますし。冬も窓から日が入るので、天気のいい日の昼間は暖房も付けていません。本当に快適です。」

『思っていたよりも、家を建てて良かったなと思っています。』

―建てる前にイメージしていたことと、建てた後のギャップはなかったですか?

奥様「なんというか、旦那は、ロジックで家を建ててよかった~ということしか言わないんです。この人もうすぐ死んじゃうんじゃないかなって思うくらい。(笑) もう心残りはない。よかった~って。(笑)」

 

―生活し始めて気付いた、こうしておけばよかったなと思うことってありませんでしたか?例えばもう少し棚があれば良かったなとか。

ご主人「うーん…。強いて言うなら、スマートホームに対応してればよかったなあと。僕たちが家を建てた当時はまだそんなに普及してなくて、存在も知らなかったんですけど、今建てるんだったらそういうのも検討してたかなと思います。今から付け足したりとか、そこまでしたいわけではないんですけどね。家具や棚は造作で付けてもらっていて、暮らし始めてからはこのダイニングテーブルくらいしか買ってないんです。スッキリできる家で良かったなと思ってます。」

 

―本当にスッキリしてますよね。お子様がいると、モノが増えて大変だったりしませんか?

ご主人「普段はもう少しその辺に荷物がありますね。(笑) その畳スペースに子供のモノを置いてるんですけど、よくこのスペースでおままごとをしてるので、その時はワーッとしてます。」

―逆にこれ考えててよかった、これしててよかった、というところはありますか?

奥様「キッチンバック収納は付けて良かったです。あと、最初はフラットなキッチンが良いなって思ってたんですけど、コーディネーターさんから立ち上がりのキッチンを提案していただきました。高さがあるとそこにコンセントも付けれるし、来客時も手元が見えなくて助かってます。あとはリビングのところで天井を高くしてもらったことですね。平屋だけど、このちょっとした高さの違いでかなり開放的になっています。建坪があまりないので、ちょっとした工夫で空間が広く見えるようにしていただいたのは助かりました。」

 

―お庭側も大きな開口になっているので、狭さを感じないですよね。

奥様「はい。ウッドデッキもあるから、その分家の床から続いて見えています。狭いわりに和室も欲しいとか、あれも欲しいとか、たくさん要望を出してしまった中でできる限りのことを叶えてくれて嬉しいです。

 

お庭の部分も、最初は車が置ければいいやと思っていたんですけど、『庭は第二のリビングだから』ということで芝生を敷くことにしました。今は旦那がお手入れを頑張ってくれています。夏は青々としてきれいで、子供が裸足で走り回ってます。天気が良い日はここにテントを建てて、タコパをしてます。

 

最初はお花を植えてたんですけど、今は家庭菜園も楽しんでいます。みんなでお水をあげて、自分で育てて、採れたてを食べれたらいいなあと思って。ピーマンとか、トマトとか、いっぱいなるんですよ。だから夏に取材に来て欲しかったねって言ってました。(笑)」

―玄関にも植物が置いてあって、かわいいなと思いました。なんというか、家の中がやさしくて、きれいで…お手本にしたいです。家に置くモノのルールって決めてますか?

ご主人「あまりごちゃごちゃしたものはやめたいですね。シンプルで、長く愛せるものが良いなと思っています。」

奥様「高いものは買いにくいけど、値段よりも長く使えるものを選ぶようにしています。」

ご主人「なので、買う前に結構調べます。無くていいならできるだけ無いまま過ごせる方法を考えて、やっぱり必要だと思ったときに買うようにしてます。」

奥様「私はお花とか、スワッグやリースなんかが好きなんです。もっと飾りたいなあと思うんですけど、最近やっとドアにリースとか飾るのも許してくれるようになりました。飾ってみたら、『意外といいやん』って。(笑) 12月はクリスマスリース、3月はミモザとか、そういう季節感を大事にしていたいです。」

―奥様はハンドメイドをされていますよね。インスタグラムで見たのですが、とてもかわいいなあと思いました!元々ご趣味とされていたんですか?

奥様「元々は全然やったことはなくて、妊娠して動けない期間にチャレンジしてみたのがきっかけでした。はじめは子供の帽子から作ってみて、そしたらお友達からも作ってって言われて、少しずつ広がっていきました。最近はお店に置いてもらったりとか、マルシェに出しもらったりしてます。よく旦那から、ハンドメイドを仕事にしたら?って言われてて、『そんなの私には無理だ~』って思ってたんですけどいつのまにかそうなってました。(笑)旦那に完成したものの写真を撮ってもらってるんですけど、家の壁が白いのでスタジオみたいに写って助かってます。」

 

―ご夫婦二人三脚な感じが素敵ですね。ご主人のお写真もとてもきれいですよね。初めて見た時、これってプロの写真?と思いました。お家の写真もたくさん撮ってくれていて、嬉しいです!

ご主人「自分の家が好きなんです。(笑) どう撮ったらきれいに映るかなあということを常に考えています。夕方から夜になって日が落ちるまでを撮ってみたりとか。勝手口ひとつとっても、いちいちお洒落に作ってくれたので、撮り甲斐があります。」

 

―普段はお家ではどんな風に過ごされることが多いですか?

奥様「最近は子供が料理に興味を持ってきてて。色々と一緒に作って楽しんでます。ケーキを一緒に作ってくれたり、栗の皮を剥いてくれたり、お手伝いしてくれるんです。掃除とか落ち葉拾いもしてくれますね。いまはこの家で一緒にできることが増えていくのが楽しみです。」

自分たちのペースで増していく楽しみ

―日々の暮らしの中で一番幸せだなあと思う瞬間はありますか?

ご主人「最近は、休みの日の朝に豆を挽いて珈琲を淹れて飲むことですね。」

奥様「お豆でも結構味が違うんですね。酸味があったり、無かったり、最近少しずつ分かってきて、はまっています。昔はインスタントでも十分だと思ってたんですけど、ドリップにした時はやっぱりドリップって美味しんだなあって思って。だけど豆を挽くようになったら、これは…もう戻れない!と思うようになりました。(笑) どんどんレベルがあがってきています!」

 

―これからこうなりたいな、という理想の暮らしはありますか?

ご主人「いま満足してるので、現状を維持できればいいなと思ってます。」

奥様「子供たちが大きくなれば生活スタイルも変わっていくと思うんですけど、一緒にご飯食べたりとか、リビングで話したりとか、これからも皆で笑顔で過ごす時間があればいいなあと思いますね。」

ご主人「子供たちも大きくなったら個別の子供部屋を与える予定なんですけど、そしたら夫婦二人で話せばいいかなって。それもそれで良いなあと思っています。」

取材後にはなんと、お子様と一緒につくったチーズケーキとご主人の珈琲をご馳走してくださいました。どちらも本当に美味しくて、お店では味わえない”幸せの味”がしました…。無理をせず、自然体で毎日を楽しまれている姿がとても素敵で「暮らしを楽しむ」ってこういうことなんだなあと思いました。終始優しく穏やかな空気に包まれたご家族。居心地が良く、ついつい長居してしまいました。快く取材を受けてくださったM様ご家族、本当にありがとうございました!

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