萌える建築で登場した『TORTUE』
その一角に入るパン屋さん
「TORTUE pain(トルチェ・パン)」のご紹介です。
お店の外からでもわかってしまう、幸せの香り。自分の家と同じ敷地内にこんなパン屋さんがあったら…。想像するだけで頬がほころんでしまいます。中に入れば、小さなお店いっぱいに並ぶパン達。どれを見てもお持ちかえりしたくなる景色です。そして制覇したくなるバリエーション。なんと、食パンだけでも5つもの種類があるとのこと。

トルチェの建物を取材していると、「TORTUE pain」のオーナーの満崎 健太さんがお店から出てきてくださいました。満崎さんは、東京のカリスマ的超有名パン屋さん「365日」で長年修行を積まれたそう。確かな経歴とパンへの飽くなき探究心が、熊本という地に新たなパンをもたらしました。

取材終わりにはちょうどお昼の時間。お土産にちょっとお買い物…。
と思いきや、お腹の虫がいい匂いに誘われて、ついつい買い過ぎてしまいました。
以下その中でも特にお気に入りのご紹介です!
ピスタチオクリームサンド
バターの香りと塩っ気。ピスタチオの優しい甘さ。これは…罪の味。毎日食べたら絶対に太る、わかっているけど毎日食べたい。やみつきとはこういうことか…。

無花果(イチジク)とクリームチーズのパン
濃厚なクリームチーズの中にフルーツの酸味。しっかりとクリームチーズ感があるのにいつのまにかぺろりと平らげてしまう、私のイチオシです。

カレーパン
この形でカレーパン!?マフィンのような可愛らしい見た目。中身はピリ辛カレーです。といっても辛みは強くないので、お子様にもおススメ。生地はもちっと、でも歯切れ良く。仕事の合間、お昼に持っていきたい味。

どれを食べてもみんながみんな口をそろえるのが「パンそのものが美味しい!」という驚きの声。中の具ももちろん美味しいのですが、それを包み込むパン本体が本当に美味しい。というのも、調理方法や食材に合わせて、ひとつひとつのパンにぴったりの生地を毎朝準備されているそう。パンのこだわりは小麦粉から。北海道の希少小麦粉「キタノカオリ」を始めとした、満崎さんオリジナルの配合で生地を作っています。



お店の陳列棚に貼ってあるポスターには「冷えても美味しいです!」の文字。パンは焼き立てが一番というイメージがありますが、トルチェのパンは冷蔵庫や冷凍庫で保存した後でも美味しく食べられるとのこと。特に餡パンと食パンは「冷やしパン」におすすめ。満崎さんが試行錯誤した、トルチェパンならではの配合だからこそ実現できた味です。
今年の4月にオープンしたお店ですが、今では昼過ぎになると完売してしまうこともある程の人気店。ちょっぴり早起きしてご褒美の味を堪能あれ。

《date》
TORTUE pain(トルチェ・パン)
熊本県熊本市北区清水亀井町55-63
営業時間/8:00〜売り切れ次第終了
定休日/火曜日
駐車場/3台