bud brandとは?
bud brand(バッドブランド) = 「つぼみ(bud)+ 綺麗に咲かせる(brand)」
才能あふれる次世代の日本人クリエイター達が“日本のデザイン”を世界へ発信できる場として、2016年より世界最大規模の 家具の見本市、Milano Design Weekへの出展を支援しているプロジェクト。
今年はサローネ内のイベントの一つであるSUPER DESIGN SHOWへ13点の作品を出展。世界各国から集まった10万人を超える来場者に、日本人クリエイターの優れたデザインを送り出した。

Milano Design Week(ミラノサローネ)とは?
ミラノサローネとは、毎年4月に行われる世界最大規模のインテリアデザインの見本市のこと。正式名称は「Salone del Mobile.Milano」。
期間中、東京ドーム11個分にも相当する広さのメイン会場にて世界のトップクリエイター達による最新のデザインが展示されるほか、メイン会場の周辺はOut of SALONE(アウトオブサローネ)と呼ばれ、インテリアに関わらず、ジャンルもコンセプトも制限がなくデザインで彩られる。約2000社が出展し、40万人を超える来場者が訪れ、ミラノの街全体が会場と化す。
隔年で照明『サローネ国際照明機器見本市』とキッチン『サローネ国際キッチン見本市』が交互に開催されており、2019年は照明機器の年。
今年のテーマ:「旅」を100倍楽しませるデザイン。
bud brand 2019のデザインテーマは、『「旅」を100倍楽しませるデザイン。』
遠くの旅も、近くの旅も、一人でも大勢でも楽しくなる、旅に“楽しさ”のエッセンスを加えるデザインが今年のテーマ。
ブランド報告会では、そのデザインを手がけたクリエイターや、スポンサーとして参加した企業の代表者より語られる、デザインのことやミラノでの体験、このプロジェクトに参加したことによって得たことなど、様々な報告を聞くことができた。
福岡デザイン専門学校の学生をスポンサー

ロジックはこの取り組みに、福岡デザイン専門学校の学生スポンサーとして参加し、素晴らしい三人のクリエイターの作品出展を支援。どれも機能的で実際に「欲しい!」と思うものばかり。
Mobile Volume / Seitaro Uchida
旅先で地味に困る、スーツの皺問題。これを解決するのがこの“Mobile Volume”。ペラペラのシートが、組み立てるとしっかりしたボリュームのあるハンガーに早変わり。実用性の高い逸品。
あわ花 / Reika Koga
シリコン製の花形のプレートは、旅先の洗面台をより便利に手助けする。熱くなったヘアアイロンを置いたり、大切なアクセサリーを失くさないように置いたり、ちょっとした汚れを落とす洗濯板としても活躍。
fold / Takumi Ichimaru
景色や体験をメモやスケッチに残す。そんな時に役立つのがこのペーパーバインダー。カバーを後ろに回すと、手にしっくりフィットするグリップに。旅先の思い出をスマートに残し、思い出話に花を添える。
来年も乞うご期待
会終盤には、来年のテーマ・募集要項も発表された。今年は過去最高の盛り上がりであったとの報告だったが、来年も更に大きな成功を収めるに違いない。公式ホームページにて随時情報が公開されるようなので、興味のある方はぜひチェックして欲しい。
また、ロジックはこの取り組みをはじめ、若手の才能あるクリエイターを今後も支援していく。より良いデザインが日本に普及していくよう、引き続き尽力していきたい。